【続】婚約者は旦那様♪
「いつかは来るとは思っておったが、まさか主1人とはな」
「…突然の訪問、そしてお会いになるという無礼をお許しください」
源一郎様のペースに飲み込まれたらダメ。
ここは平然としていないと。
「…確かに本条の家としては異例中の異例事じゃ。
じゃがっ!
これからの問いへの返答次第では許そう」
源一郎様は嘲笑うような表情になった。
来たっ・・・・・!
「お主に残された道はただ1つ。達也と別れることだけじゃ。
その決心ついたかね?」
その迫力に今にも負けそうな気分。
お願い、達也…
力を貸して--