【続】婚約者は旦那様♪


ゆっくり周りを見渡したけど
知らない場所。


私はなぜかベッドに寝かされていた。





「大丈夫?どこも痛くない?気分悪くない?」


莉奈の手が優しく頭を撫でる。




いつもの莉奈と全然違うから調子狂っちゃうな…




「大丈夫だよ。
ねぇ、ここどこ…?」


「病院。
覚えてない?優羽、大学で急に倒れたんだよ」




病院?


あぁ。だから点滴してあるんだ。



右手が動かないって思ってたら点滴がされていたことに
今更ながらに気づいた。



そして、やっと意識がはっきりしてきた。




そうだ…!


莉奈と大学で話てたら急に気持ちが悪くなって……



< 303 / 334 >

この作品をシェア

pagetop