【続】婚約者は旦那様♪
でもそれだけじゃくて
未来、大きくなったときに大切な人を守れるような強き優しさを持ってほしいっと願って名付けた。
初産ということもあったり、私が病気になったりして心配していたけど無事に産まれてきてくれた。
私の命を懸けても守りたい宝物。
「あー、あー」
優也は何かをうったえるように声をあげ、花びらを差し出してきた。
「もしかして…くれるの?」
「う~!」
優也は私の言葉が通じたのかニパッと笑った。
その姿にうるっとくる私はもう立派な親バカだ。
「ありがとう~!」
ギュウと優也を抱きしめた。
こんな風に日々成長する優也を見るのが私の幸せ。