【続】婚約者は旦那様♪



「俺、次は女がいいな!」



「…はい?」



「次の子供。女の子で『パパ~』って呼ばれたい!」




えっ?ええっ??







「それは俺が大学を卒業した後の話だけどな。
だから…覚悟しとけよ」


そうニヤッと笑って、真っ直ぐな瞳で私を捕まえる。





優也の前で・・・と恥ずかしいけど、それよりも膨らんでいく未来がそれ以上に嬉しい。







「--そうだね。楽しみだね!」


そっと達也と目を合わせて笑いあった。













< 332 / 334 >

この作品をシェア

pagetop