【続】婚約者は旦那様♪
その瞬間、千亜希さんの目がキラッと光った。


「浴衣、着るの?!」



「は、はい…」



すると千亜希さんはブツブツ何か呟き始めた。



どうしたんだろ?




「…よし!優羽ちゃん。私にまかせて!」


千亜季さんはニッと笑う。




「で、でも…千亜希さん忙しいんじゃ…」



最近、ファッション誌のカメラマンを頼まれたとかで帰りが遅くなることが多い。


そんな千亜希さんに任せるなんて、申し訳ない気がする・・・・




「大丈夫、大丈夫!私がしたいんだし。ねっ!」


千亜希さんは「お願いっ!」と手を合わせる。




千亜希さんにしてもらえるなら安心だし…



「じゃあ、お願いします」


私はニコッと笑った。



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