【続】婚約者は旦那様♪
「千亜季さん、ありがとうございます。ここまでしてくれて」



「ううん。私は優羽ちゃんの浴衣姿が見ればそれで満足だから♪」




本当に嬉しい。


今度、お礼しなきゃ。




「優羽ちゃん、もう時間じゃない?」



「えっ!?」



時計を見れば、もう家を出る時間になってた。



「もう行かなきゃ。
千亜希さん、本当にありがとうございます」



私はお礼を言って
巾着を持ち千亜希さんの部屋を出た。















カラン、カランと下駄を鳴らしながら私は花火大会の会場に向かっていく。



今日は花火大会だから辺りは
浴衣を着た人や家族連れが多い。


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