【続】婚約者は旦那様♪
すると達也は私の肩を抱き寄せてきた。





「すっげー可愛い」




耳元で達也が甘い声で囁いた。


カァァと顔が熱くなる。



「ほ…ほんと…?」



「あぁ」


達也がクシャっと私の髪を撫でた。



浴衣着てよかったぁ!



すごく嬉しくて笑顔になる。




すると達也の顔がさっきとは打って変わって意地悪っぽくなった。



「その浴衣、千亜希が用意したってことは・・・

後で、俺が脱がすから」


また耳元で囁くと達也はニヤリと笑った。




「なっ//何言ってるの!?」



せっかくいい雰囲気だったのに//



恥ずかしくて達也の体を押すと逆に手をとられた。


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