【続】婚約者は旦那様♪
「・・・顔、真っ赤」


おかしそうに達也が笑う。




「み、見ないでよ//」



結婚したって、このドキドキは変わらない。



絶対、私の顔赤いよ//




「でも、それ以上に可愛いから」





・・・・どうしたんだろう…?


いつもなら、こんな甘い言葉なんて言わないのに…






“パーン”




やっと大きな花火が打ちあがった。




顔を花火に向けようとした瞬間・・・達也の唇が私のと重なった。



甘くて、いつもより熱いキス。





1回で終わると思ったのに、何回もついばむように繰り返す。




やっと花火が打ちあがり始めたのに、私は達也しか見れなかった。
















色とりどりの花火が打ちあがる中
私達は忘れられないキスをした。














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