レンズと僕と彼女の奇妙な関係
向日葵の笑顔
僕は重度のアレルギー性鼻炎で鼻は万年鼻づまり。
花粉症時期に悩むことは無いが年中鼻をグスグスさせていて、季節に関係なく花粉症を発症させてるようなものだった。
また小さい頃から本が好きで図書館に入り浸っていたので、目を酷似したのか、家族の中で僕だけが眼鏡だった。
妹からも、よく眼鏡の事でからかわれて、嫌だった。
そんなこんなで、大学生になるまで、コンプレックスの塊だった僕は、友達の輪の中に入っても嫌われないように立ち振る舞うのが精一杯だった。
そのせいなのか?
気を許して話が出来る仲間は正直いなかった
こんな後ろ向きな僕だったけど大学に入り少しは変化があった。
それは自分の好きな映画や小説を語ったり、作成する【創作文化研究会】
というサークルに入れた事だった。
まぁ世に言うオタク要素の入ったサークルで部員は幽霊部員含め17名でうち、部長を含め女子は3人いた
僕は二年の春から入ることになり、同時期に新入生勧誘で小柄な可愛い女の子と一緒だった。
彼女は高坂未来(こうさかみく)眼鏡を掛けた一見、おとなしい感じで、動物でいうと子りすの様な愛くるしさを持っていて、その可愛いルックスも相まって、すぐにサークルの看板娘に担ぎあげられた。
僕はというと、サークルには入ったが、アニメやゲーム、アイドルの話にはついてはいけず、疎外感を味わっていた。
創作を名乗る看板に偽りありだなぁ、、ジャロに電話したい――
そう思い始めたた時に、メイド服を着せされた、まるで何かのキャラの様な可愛い姿の高坂未来が声を掛けてきた。
多分、その時の僕はかなり思い詰めた顔をしていたに違いない。
彼女は少し舌足らずな幼い声で
『神谷先輩はなんか他のメンバーとは違いますね、、何というか落ち着いてるし何で個々に入ったのですか?』
未来は不思議そうに聞いてきた。
僕は異性との免疫は無く、近くで彼女の甘いシャンプーの香りがしてくるだけでドキドキしてしまう。
鼻づまりでも、何故かこういう時は稀に効いてくれるから不思議な鼻である。
花粉症時期に悩むことは無いが年中鼻をグスグスさせていて、季節に関係なく花粉症を発症させてるようなものだった。
また小さい頃から本が好きで図書館に入り浸っていたので、目を酷似したのか、家族の中で僕だけが眼鏡だった。
妹からも、よく眼鏡の事でからかわれて、嫌だった。
そんなこんなで、大学生になるまで、コンプレックスの塊だった僕は、友達の輪の中に入っても嫌われないように立ち振る舞うのが精一杯だった。
そのせいなのか?
気を許して話が出来る仲間は正直いなかった
こんな後ろ向きな僕だったけど大学に入り少しは変化があった。
それは自分の好きな映画や小説を語ったり、作成する【創作文化研究会】
というサークルに入れた事だった。
まぁ世に言うオタク要素の入ったサークルで部員は幽霊部員含め17名でうち、部長を含め女子は3人いた
僕は二年の春から入ることになり、同時期に新入生勧誘で小柄な可愛い女の子と一緒だった。
彼女は高坂未来(こうさかみく)眼鏡を掛けた一見、おとなしい感じで、動物でいうと子りすの様な愛くるしさを持っていて、その可愛いルックスも相まって、すぐにサークルの看板娘に担ぎあげられた。
僕はというと、サークルには入ったが、アニメやゲーム、アイドルの話にはついてはいけず、疎外感を味わっていた。
創作を名乗る看板に偽りありだなぁ、、ジャロに電話したい――
そう思い始めたた時に、メイド服を着せされた、まるで何かのキャラの様な可愛い姿の高坂未来が声を掛けてきた。
多分、その時の僕はかなり思い詰めた顔をしていたに違いない。
彼女は少し舌足らずな幼い声で
『神谷先輩はなんか他のメンバーとは違いますね、、何というか落ち着いてるし何で個々に入ったのですか?』
未来は不思議そうに聞いてきた。
僕は異性との免疫は無く、近くで彼女の甘いシャンプーの香りがしてくるだけでドキドキしてしまう。
鼻づまりでも、何故かこういう時は稀に効いてくれるから不思議な鼻である。