ろうそくの炎
ろうそくは毎日女の子の家を明るくしました。


女の子がよろこび、

女の子のお父さんもお母さんもよろこびました。



ろうそくは炎を好きになれました。


人によろこんでもらえ、

自分が生まれてきた意味をおしえてくれた炎が好きだったのです。


そして、人によろこびをあたえられることができたろうそくは、一人ぼっちではなくなったのです。



ろうそくは今日も家を炎で明るくしました。


女の子をよろこばせたいから、

女の子の笑顔が見たいから、

女の子が好きだから、


女の子の家を明るくするりゆう、ろうそくは女の子が好きだったのです。
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