!俺様詐欺!
「と、とにかくっ!今、吉川と谷のご両親に連絡したから‥」

姫・谷「えっ!?親に!!?」


「ああ、2人のご両親とも今から学校に来るそうだよ。2人とも落ち着いたら応接室に来てもらえるか?そんで悪いが、松田たちも残ってもらいたい…。
詳しい話をお前たちに聞きたいのと、吉川たちについててほしいんだ。」

舜・智「‥はい」



そう言って先生は急いで
その場からいなくなった。








「とにかく‥姫夏の手の手当てしねぇとな。」


舜が静かに口を開く。





「‥うん。」


私は舜たちと保健室へ行き
手を手当てした。

あいにく保健室先生は居らず、舜が私の手を消毒して
包帯を丁寧に巻いてくれた。











………………
…………
……




ガラ‥



保健室をあとにして、
向かうのは応接室。



なんかえらいことに
なっちゃったなぁ〜

まぁ、私らが
悪いわけじゃないけど…




「姫夏…」

「‥へ!?」


ぼーっと考えいたら、
舜がクルッと振り返る。







「お前腹減っただろ?」

「ぇ‥あ、うん…」


そういえば・・




「俺と智でお前らの昼飯なんか買って来てやるよ。」

「うん。彩夏も姫夏ちゃんと先に応接室行ってなっ」



舜は無表情で、
智はニコッと笑って言った。


.
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