!俺様詐欺!
「あれ?今日は中学のみんなとご飯行かなかったの??」


首を傾げる由衣。





「‥ゆ、由衣こそ・・今日何で来なかったのさっ!!?」


私は由衣の体を揺すった。




「ごめんごめん〜
ちょっと用事あってさぁ↓」

「用事?ってか、あんた何でこんな所にいるわけ??」


由衣の地元から
遥かに遠いけど……






「あぁ‥それは・・」

「ユカちゃ〜ん!」


――!!

すると、
目の前のロータリーで車から顔を出しているオヤジが、

なにやらこっちを見て
手を降っている。

.
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