!俺様詐欺!
「‥だって・・お前は中学ン時の友達が、みんなお前の知らない連中になっちまったことがショックだったんだろ?」

「‥うん。」


「だろ?だから、俺からしたらそんなこと“ふーん、そうなんだ。”って感じだし‥」

「なっ、なんだとぉ〜」


舜の腕をボカボカ殴る私。





「いってぇな(汗)
だから、お前が嫌ならもうそいつらと会わなきゃいいだけの話だろーがっ…!」

「もう‥会わない?」


「あぁ。別にお前が無理にそいつらに合わせるのは違うし、だったらそいつらとは縁きるなりなんなりして‥お前はお前が好きなダチと一緒にいればいいんじゃねぇの?」


舜は再び元いた場所に
腰掛けて言った。





「そう‥かな?」

「…うん。そりゃあ、中学ン時とまるで変わっちまった友達を見てショック受けるお前の気持ちはわかるけど‥その代わりお前は変わってないってことなんだから、あんまり落ち込むなよ。」

.
< 160 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop