!俺様詐欺!
ぇ…


「私は・・変わってない?」

「あぁ。確かに人は変わってくもんかもしんねェけど、変わらないものもあるよ。お前の友達は変わっちまっても、お前が変わらないでいればイイんじゃねぇの?」


舜はハンバーガーの
最後の一口食べ、

包み紙をくしゃっと丸めた。






そっか‥


「そうだよねっ」


私は舜に笑顔を返した。




なぁんだ。

私これでイイんだ……


さっきはあんなに
悲しかったのに、

なんかもう
どーでもよくなっちゃった♪






「よしっ、帰るかぁー」


私は舜の肩を組み、
ヘンテコな歌を歌って

自転車で舜と帰宅した。

.
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