!俺様詐欺!
智がペットボトルの
カフェオレを飲んだ。





「ぇ…てゆーか、舜て今まで彼女とかいなかったの?」


姫夏は驚いている。





「…いない。」


俺は雑誌を見ながら言う。




「‥なんか・・意外……」

「舜は昔から女嫌いなんだよ‥」


智が姫夏にそう言った。





「えっ!?!?」

「一応言っとくけど、別に男が好きってわけじゃねぇから!」


俺は一旦雑誌を置き、
姫夏にそう言った。

すると姫夏は、
『なぁんだ』と力が抜けたような顔をした。








「舜はね、中学の時めちゃくちゃ荒れててさ・・地元のチームのリーダーとかもやってたんだよっ」

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