!俺様詐欺!
そう言って、
花火をバケツに入れた時‥

舜と目が合った・・・




ドキッ///







舜はじっと私を見つめていて、
何か言いたそうだ。


いつもならここで

「なによっ」って
言ってる私だが‥‥


なぜかそんなこと
言えなかった・・・・



舜の眼差しがまぶしくて…

金縛りになったようだった。







ジュッ



―――!


すると、

舜の線香花火の火も
下に落ちる。





「‥こ、これで花火は全部終わったね。じゃあ、片付けて帰ろうか〜」


私が立ち上がった
その時‥




グイッ


「キャッ!」



舜が私の腕を引っ張り、
自分の元へ引き寄せた。


.
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