!俺様詐欺!
もうローファーは掃き終えているのに、
舜の部屋のドアを見つめる私。






舜‥


昨日帰ってきたの
遅かったんだ・・・


私‥

昨日はあのまま寝ちゃったから、
全然気づかなかったな…







『‥ケホッ』


「―――!」


舜の部屋の中から、
舜が咳する声が聞こえる。






咳つらそう‥



風邪ひくなんて・・

昨日なにしてたのよ‥




私は心配になりながらも、
玄関のドアを開けた。


.
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