!俺様詐欺!
………………
…………
……



キーンコーン

カーンコーン





学校に着いた俺と姫夏は
約束通り

学校の校門の前で姫夏を
自動車から降ろし、

俺は足早に自転車置き場に
自転車を停めた。




振り向くと…

姫夏が下駄箱から
手を振っている。







「マジでサンキューねっ♪
チャリンコ乗せてくれて〜」

「…別にいいよ。それよりも
帰ったらチャリンコ屋行って、ちゃんとパンク直して来い。」



俺と姫夏は下駄箱で
靴を履きかえる。








「…そのことなんだけどさァ」


.
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