キミが居た病院


 物思いにふけていると、携帯のバイブが鳴り、確認すると案の定秋人からだった。

『今度こそ起きてるだろー!?(笑)』


「ふふっ。可愛い人だなぁ」

 それからメールのやり取りをしていたが、眠くなるまで頭痛に襲われる事は無かった。

 メールの内容は何気ない会話だったが、それでも優香には安心感を与えていた。


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