キミが居た病院
「撫で撫でなんて……子供じゃないって!」
「オレからしたら子供だって!」
「……一個しか変わらないのに」
「なーかーみーが! でもいいじゃん可愛いって事だし」
「えっ!?」
聞き間違いかと思い、思わず顔を上げる。
「ぷっ……顔真っ赤だよ」
「もぉー!!」
顔から火が出る、とはきっと今のこの状況を言うに違いないだろう。
優香は顔が熱すぎて燃えているんじゃないかと思ってしまった。
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