キミが居た病院
すぐにメールを問い合わせてみると、全部で五件のメールがセンターに入っていた。
一つは母親、もう一つは友達、そして残りの三つは秋人からだった。
他のメールを後回しにして先に秋人からのメールを確認する。
『おっすー!家までまだまだだけど、ちゃんと鏡に紙貼ったか確認メール(笑)』
きっと、病院を出てすぐに送ってくれたのだろう。
『おい!(笑)まさか紙貼って消灯時間になってすぐに寝たのかよ!?(笑)』
待ちきれなくてまた送ってくれたんだと思うと、少し心が落ち着いた気がする。