マスカラ〜年下男子の甘い秘密〜[完]
終電に間に合う時間に終われた自分を褒めてあげたい気持ちになりながら駅へと歩いた

ホームに上がる階段を上りきって無意識にキョロキョロと端から端まで見てしまう

『…』
蓮の姿を探してしる自分に呆れながら苦笑いをしてしまった

突然現れて勝手について来てまたいなくなって…
他人に興味ないはずなのに。

違う…ただ傷付くのが怖い臆病者。

蓮に対するこの気持ちがなんなのか薄々気づいているのに認めてしまうのが怖くて知らないフリをしているだけ




< 125 / 158 >

この作品をシェア

pagetop