マスカラ〜年下男子の甘い秘密〜[完]
『…何?まだ一回も着てないから大丈夫よ』
あまりにジッとスウェットを見るから首を傾げて言ってみた
「元カレの?」
手元から視線を外さずに抑揚のない声で言う
『…違う、サイズ間違っただけ』
なんで言い訳みたいな事をしてるんだろ、と自分でも可笑しく思えた
「そう、ありがとう」
笑顔で言った後、また急に真面目な顔になる
「ねぇ」
『今度は何…』
真顔でジリッと近づいてきた酔っ払いから視線を外さずに言う
「一人暮らしだよね?よく知らない男を家に泊めても良いの?」
妖しく笑う酔っ払い男は本当に綺麗だった
あまりにジッとスウェットを見るから首を傾げて言ってみた
「元カレの?」
手元から視線を外さずに抑揚のない声で言う
『…違う、サイズ間違っただけ』
なんで言い訳みたいな事をしてるんだろ、と自分でも可笑しく思えた
「そう、ありがとう」
笑顔で言った後、また急に真面目な顔になる
「ねぇ」
『今度は何…』
真顔でジリッと近づいてきた酔っ払いから視線を外さずに言う
「一人暮らしだよね?よく知らない男を家に泊めても良いの?」
妖しく笑う酔っ払い男は本当に綺麗だった