いつも隣に



゙コン、ココン゙とドア叩く音が聞こえた。



この叩き方は一弥だ



゙ガチャ゙

とドアを開けて
一弥がお店の袋を持って
入って来た。


「おかえり
ちょっと遅かったね」



「うん…ちょっと…ね」


あ、この顔は告られたんだ…



一弥はモテるから
何度も告られているのに


1回も付き合ってない



「なんで…」



「ん?何が?」



「一弥はなんで…
なんで付き合わないの?」



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