結局誰よりキミが好き
幸せな日々
月日が経って
純美はもうすぐ1歳になる
「斗馬~早く~」
私は純美を抱いて
お気に入りのバックを持って
斗馬の靴を出した
「ごめん!ごめん!」
今日は伊織たちの卒業式
伊織は大学生になるために
毎日勉強三昧でまだ純美を見てない
繭は就職先が決まり
たくさんの勉強をしてたから
純美は見ていない
先生達にも見せに行ってなくて
斗馬の家族と私の家族にしか見せてない
私は斗馬の車に乗って
斗馬は学校まで車を走らせた
あれから私達の家も買って
斗馬はまじめに働き
私は家で主婦をしている
式はまだあげられてないけど
籍は入れたから私達は
柳下家として毎日幸せに暮らしている
「着いたぞ~」
私は車を置いて
久しぶりに学校へ来た
「うわ~!」
まだみんなが外にいないから
私は斗馬と一緒に職員室へ行った
「うわ~誰もいねえ
体育館行くか!」
私達は体育館へ向かった