結局誰よりキミが好き

俺は綾を送って

部屋ですこしの眠りについた



朝の5時くらいに目が覚めた

俺はコンビニに行こうと思い

外に出た

俺が家を出ると

綾らしき人が男と楽しそうに喋っていた

話してる男は俺の方を振り向いた

にやっとなにかを企んでいる顔をした

するといきなりその男は

綾に抱きついた

きっとあれは綾の彼氏なんだろう・・・

俺はそのくらいしか思わなかった

綾は俺の方向を向いた

すると急にもがきだした

その時

「こんにちは 佐山俊輝様」

とその男は言った

綾の顔を見ると嫌がってるようにも見えた

「誰だお前は?
 綾を離せ」

俺は綾たちの元へ歩いた

「俊輝さん、俺のこと知らないんすか?
 こんなに顔そっくりなのに」

男は確かに俺に似ていた

こんなにも似てるやつは初めてで

俺は眉間にしわを寄せた

でも・・・それより

綾の存在が心配だった




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