結局誰よりキミが好き
二人の時間
私はその日学校を休んだ
家に伊織を呼んで
2人でこの前行った、
ショッピングモールに行くことになった
私は荷物をある程度まとめて
トップスにデニムのサロペットを着て
春っぽいファッションにした
ピンポーン・・・
家のチャイムが鳴り
私はドアを開いた
「やっほ~綾~」
伊織の甲高い声を聞き
それなりの挨拶をして
伊織を部屋にあげた
「昨日帰ってからどうだった?」
「どうって何が~?」
私は机の上のスナック菓子を
伊織に差し出して言った
「・・・・・・俊輝と」
伊織の口から出た言葉に
私はびっくりして顔が赤くなった
「あ~ごめん
昨日帰った後からだし
そんなにたってないし~
何もなかったよね~」
伊織は笑いながらお菓子を頬張った
「いや・・・それがさ~・・・
まっ後で話すよ
とりあえず家出るか!」
伊織がうなずいたのを確認して
私達は家を出た