結局誰よりキミが好き
床に倒れてまたキスをする
私と俊輝ってどういう関係なの?
「あ・・・」
何でこんなことしてるんだろうと思った
でもやめれなかった
出来るならずっとこうしていたいと
心の中で願ってしまった
「っ!!」
俊輝は私の胸を触りだした
「だめっ!」
私はやっと声をあげた
「ごめん!!」
俊輝は我に返ったように謝った
「キスは・・・嬉しかった
でも・・・それ以上はだめだよ」
なに言ってんだろう・・・
私の上にいる俊輝の服を掴んだ
すこし引っ張って
今度は私からキスをした
続けたかった
「綾・・・」
そしてまたキスをした
ウィーン―――・・・
キスをしだしてからまたあの音がした
「直ったみたいだな」
私達は立ち上がって何もなかったかのように
ドアを出て別の道を歩いた
私はトイレに行かず
伊織の元へいそいで戻った