結局誰よりキミが好き

「それが事実でも、
 俺は綾を軽蔑したりしない
 それだけでキライになったりしない
 てゆうか惚れ直した!」

「え?」

私は俊輝を見た

「綾太ってたんだろ!?
 今めっちゃ細いし
 めっちゃかわいいじゃん!
 綾のことだから努力したんだろ!?
 俺そんな綾知れてよかったよ!
 まぢ綾、大好き!」

俊輝はにこっと笑ってくれた

嫌われてなかった

大好き俊輝・・・

俊輝は何度も何度もキスしてくれた

一度唇を離した



「・・・愛してる」



私はその言葉に感動してしまった

一生言ってくれる人なんて

いないと思ってたから・・・

私は止まりかけた涙をまた流してしまった

「俊輝・・・愛してる」

私は俊輝にキスをした

俊輝はむずむずしている

「俊輝?」

「俺今、幸せすぎて死にそう!
 綾から愛してるとかキスとか・・・
 まぢ感動!!」

俊輝・・・幸せなのは

いつだって私の方だよ

こんなに優しくて

こんなに素敵な俊輝に出会えただけで

こんなにも幸せなのに

告白されて大事にされて

『特別』になって

私こんなに幸せでいいのかな・・・?



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