結局誰よりキミが好き
「すっすげ~・・・」
拓哉は硬直している
「俊輝、超かっけ~!
大胆すぎるぞ!」
俊輝はやりとげた顔で席に着いた
その瞬間男の先生がやってきた
若くてかっこいい先生だった
「初めまして、今日からこのクラスを
担当することになった寺戸だ
専門の授業は保健体育だ
みんなに認められるよう努力を尽くす
1年間よろしくな」
先生の言葉にときめいてる生徒が何人も居た
「綾、あんな奴スキになんなよ?」
俊輝は心配そうに言ってきた
「私、先生なんて無理だし安心して!」
私は俊輝に笑いかけた
この日は無事に終わった
「綾、ばいば~い!!
後・・・俊輝も!」
拓哉は大きく手を振った
「綾って呼ぶなー!!!」
俊輝は私の頭を撫でながら
拓哉に手を振った
「俊輝・・・大好き!
帰ろっか~」
私は俊輝の大きな手にキスをした
「・・・おう!」
私達はみんなに公認してもらえる
カップルになれるかな?
俊輝の手をぎゅっと握った