結局誰よりキミが好き
伊織は大爆笑した
「そりゃあもう!
死ぬかと思ったよ!」
「やっぱり・・・・・・」
私は不安になった
「しかも私初めてやったの中1だったから
あまりそうゆう事知らない時に
やっちゃったもんだから驚いたよ!
しかも無理矢理だったし・・・」
伊織は切ない顔をした
「なんか、当時スキだった年上の人に告ったら
SEXさせてくれるならいいよだってさ~
詳しくわかんなかったしその人高2だったし
OKしたら超でかくて激しくて!
死ぬかと思った・・・」
伊織の言葉に赤面になりながら辛い気持ちになった
「そうなんだ・・・」
「今はもう関係ないけどね!
私その時全然気持ちよさなんて感じなくて
痛いだけの思い出だったからアレだけど
スキな人なら優しくしてくれると思うし
そんな不安そうな顔しないでよ!」
私は伊織の言葉になぐさめられた
そして教室に戻って
さっきよりも笑顔で俊輝に話しかけた
「俊輝、やさしくしてよね!」
みんなの大きな声で
私の小さな声はかきけされた
でも俊輝は笑顔で頷いてくれた
愛してる・・・
私の、俊輝