あなたなんか愛さない


安心したら腰がぬけちゃったわ・・・


「ごめんなさい・・・誤解だったのが嬉しくて・・・」



咲・・・


私は自分が思っていた以上に

あなたのことが好きみたい


あなたは気付いてないでしょう?


大好きよ・・・咲






「社長夫人さまぁ~
本当にごめんなさぁい!」


マオリさんも丁寧に謝ってくれたしね


「いいのよ。私も早とちりで迷惑かけてごめんなさいね・・・

今度、うちの方にもいらしてくださいね?」


すると咲がみるみる青ざめていく

「ちょ・・・玲!!」


それと対照的にマオリさんの顔が明るくなっていく


「本当ですか!!!是非!いかせていただきますぅ~♪
社長ったら、いっつもOKしてくれないんですよぉ?」


「あら・・・そうだったの?」


「・・・・ふぅ・・・まあ、いいか

1回だけだぞ!!」


「はぁ~い♪」



マオリさん、いい人だったわ


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