結婚事情
2章 モテ期
ノボルにふられて、タツヤに「今度飯食うのつきあってよ」って言われてから数ヶ月が過ぎた。
特に何も変わらない生活。
相変わらず、7時半に家を出て、会社でみっちり仕事して、サービス残業して帰る日々。
あ、変わったことは、私がとうとう30の大台に乗ったことくらい。
思ってたより、あっさりとその日は迎えられ、あまりの変化のなさにがっかりしたほど。
誰か私の誕生日覚えてくれてるかなーって期待したのもおろか。
学生時代からの親友・ナルミと会社の同期・アユミから、「おめでとう」メールが届いただけだった。
三十路なんてこんなもんなんだ。
29歳の時は妙に焦っていたけれど、焦る必要もなかったてわけ。
思いっきり三十路前にふられるんだったら・・・。
それにしても。
タツヤともあれっきり。
ちょっぴり期待した私が馬鹿だった。
まぁ、恋愛の始まりもそんな容易なもんではないってことよね。
その時、携帯が鳴った。
今日は日曜。
お昼までベッドでごろごろしていた私は、面倒臭いと思いつつ携帯に出た。
相手は、同期のアユミだった。
特に何も変わらない生活。
相変わらず、7時半に家を出て、会社でみっちり仕事して、サービス残業して帰る日々。
あ、変わったことは、私がとうとう30の大台に乗ったことくらい。
思ってたより、あっさりとその日は迎えられ、あまりの変化のなさにがっかりしたほど。
誰か私の誕生日覚えてくれてるかなーって期待したのもおろか。
学生時代からの親友・ナルミと会社の同期・アユミから、「おめでとう」メールが届いただけだった。
三十路なんてこんなもんなんだ。
29歳の時は妙に焦っていたけれど、焦る必要もなかったてわけ。
思いっきり三十路前にふられるんだったら・・・。
それにしても。
タツヤともあれっきり。
ちょっぴり期待した私が馬鹿だった。
まぁ、恋愛の始まりもそんな容易なもんではないってことよね。
その時、携帯が鳴った。
今日は日曜。
お昼までベッドでごろごろしていた私は、面倒臭いと思いつつ携帯に出た。
相手は、同期のアユミだった。