VIセンス
だが
ムカつくが
さっきもいった通り
オレらの能力の相性
だけは間違いなく
どんな能力のやつよりも上だ。
お前のこと仲間だと思ってねぇから
言いたくねぇが
力あわせれば
あんなやつに負ける気がしねぇ」
それを聞いた
もう一人の少年は
驚きと同時に笑みがこぼれた。
「君の口から
そんなこと聞けるとは思わなかったよ。
じゃあ決まりだね」
少年はゆっくり立ち上がり、目を閉じ、両手を頭上にかざした。