異世界 序章編

赤の巫女

「お前って
帰るところ
ないだろ
家に来いよ!」




少年は
分かってた
かもしれない




私が
不安でいっぱいなことを。




「・・・・・ありがとう・・・・・あなたって
優しい人だね。」




私は
少年の家まで
歩くことに
した。




歩いていると




「あなたとか
やめようぜ!
俺は、
桜仁宿って
いうんだ!」




「私・私・
私は・・・・・
麻莉奈、真辺 麻莉奈。」




桜仁宿は、
笑いながら




「よろしくな!」




元気
よく言った。




どうやら
桜仁宿の家が
見えてきた
みたいだ。
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