続☆俺の隣の俺の女



「きえい!きえい!
きえーい!!!!!!!!!!!!!」



愛が水泳のバタフライの
ように手をかき回して
二人の仲を邪魔した




「ちょっとー!?
あんた何?翔先輩には
彼女いるんだから!!!!」



「お名前・・・翔さんって
言うのですか?」



「こらー!!
そこじゃない!!
か・の・じ・ょ・も・ち!!!!!
聞いてる?
あんたなんか
いらないわよ!!!!
作者もバカじゃないの?
こんな子設定するなんて!?」




(すみませんねぇ・・by作者)



「もしかしてあなたが
彼女さん?」



女の子は愛に
そう聞き返した




「ちがうわ「こいつが俺のだから」」




え・・・?



ときゅうにグイッと
翔の横に引っ張られた



「だから悪いけど
俺無理だから」




「ふぅ~ん」




と、あたしを頭から
足の先までトータル
見る女の子




「あなたよりあたしのほうが絶対いい女ね?」




「は!?なにこの女!?
ちょっと作者!!!!!!!!」



(だからごめんってば・・・・・by作者)




「あたしのほうが翔さんにふさわしいわよ?」




「きぇーい!!!!!
この女殴りたい!!!!!!」




「まあまあ」と愛を止める
健太君



「ここにいるってことは
ここに泊まられる
ってことよね?」



「はあ・・・・・・そうです」




「あんたは何も言わなくていいの!未夢!!
アジトばれちゃった
じゃないの!!」


あ・・・・アジトって・・・



「うん」と苦笑いするあたし




「クスッ、なんだか
楽しみになってきた~♪


またね!翔さん♪


・・・と彼女さん?」




クスッと去っていった彼女。





「なにが翔さん♪だー!!気持ち悪いおんぷつけるな~!!!!!お前なんかにもう会いたくねーよ、失せやがれー!!」と後ろで叫ぶ愛



・・・・・なんか大変なことになってきちゃった?



不安になるあたしは翔の
腕をぎゅっと掴んだ



それに気づいた翔は



「・・・・大丈夫。
俺はどこにもいかねーよ」


とあたしが掴んでない手で頭をぽんぽんとしてくれた


本当に・・・・



そうでありますように・・




< 50 / 74 >

この作品をシェア

pagetop