続☆俺の隣の俺の女



あれから、なんとか翔に気づかれずに
部屋に戻ってこれて

四人でフルコースの豪華な食事、
トランプや温泉ピンポンなどの遊びを楽しんだ



翔は、何事もなかったような顔でいたけれど


少し不安そうな顔のあたしが鏡にうつる



「ふう・・・」



「コラコラ!お手洗い長いぞ!便秘か?」



後ろからひょっこり顔を出す愛



「ち、違うってば!もう、聞こえちゃって
勘違いされたらどうすんのよ!」


「なーんだ、便秘じゃないのか~
じゃあ、なんでそんな顔してんのよ?
せっかくの旅行なんだから楽しみなさいよ!
翔先輩に浴衣姿可愛いって言われたんでしょ?」



「そうなんだけど~むう~」


「・・・なんか訳ありそうね、
ちょっと来なさい」


「ち、ちょっ!」


無理やり腕を掴んで翔がいる前で・・・



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