【完】この関係は?恋人?『男子校×女子校』
酔い潰れる
う〜〜〜〜〜〜
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ねぇ!ふじ!大丈夫?」
「んあ〜?由佳あ?
由佳はなんで酔ってないのよ〜〜」
「あたし酒強いし。
あんた弱いのに…私のペースで飲んだら潰れるよ…大丈夫?
一回吐く?」
私は机に頬杖をついて今にも寝てしまいそうだった。
「大丈〜夫!私ちょっと酒ストップするわ」
「わかったわかった」
私はちょっと頬杖をつきながら目を閉じた。
「なんだ。珍しいじゃんふじちゃんが酔い潰れるなんて」
この声は…○○部の…高城さんだ。
私…この人に一回告白されたんだよな…断ったけど。
葵くんがどうしても過ぎって。
でもさ…高城さんなんて私より二つ年上で、優しくて、まあかっこいいし、
いいじゃん!高城さんいいじゃん!
ああ…どうでもよくなってきた…
酒の力ってすごい……
「ふじちゃん?帰るか?
俺…送っていくよ」
「あ〜高城さんお願いする〜ふじ、高城さんと帰りな!」
由佳と高城さんに私は立たされた。
うわ〜〜〜グルグルする〜〜〜
高城さんに肩を組まれて店を出ようとした。
その時、
「俺、酒飲んでないから、車とってくるよ」
ん……?
誰…………???
そして私はそのまま睡魔に襲われ爆睡した。