「痛いって~。」
と言って優斗は時計を見た。
「7時半か…。そろそろ行こか~★なぁ夕夏♪」
優斗の笑顔につられて、あたしも笑顔になる。
『うん♪』
そしてあたし達は優斗の車に乗り込み、イタリアンレストランへと向かった。
20分ぐらいすると目的地についた。
すっっごく高そうでオシャレなレストラン。
「夕夏~♪行くで。」
あたしは優斗の隣に行き、優斗は扉を開けてくれた。
エスコート上手いなとか思っていると店員さんがやって来た。
優斗は、
「予約してた七瀬やけど。」
って言った。
…いつの間に予約してたんだろ。「七瀬様ですね。こちらへどうぞ。」
店員はあたし達を案内してくれた。
優斗とあたしが席につくと、店員は「ごゆっくり」と言ってカウンターに戻っていった。
「何食べたい?」
あたしはメニューを見た。
全て英語で書いてある。
英語は一応得意分野なだけあって読めたけど…。
たくさんありすぎて迷う…。
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