「迷う?」
優斗が聞いてきた。
『かなり迷う…』
優斗は優しく笑うと、
「じゃあ俺と同じでいい?」
と言った。
自分で決められなかったため、優斗に任せることにした。
優斗は店員を呼ぶと、スペシャルコースのBを2つと、ワイン、サラダとジェラートを頼んだ。
『ここ高いんじゃないの?』
あたしは不安そうに聞いた。
優斗は笑って言った。
「ここのシェフ、俺の姉ちゃんの旦那やねん。やからタダやで♪」ただ!!?
あたしは驚きを隠せない。
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