恋のおくすり
惚れてる!!!
次の日・・・。

なんかよく眠れなかった・・・。


「乃依!」

!

・・・直樹・・・

って、なんだ潤(じゅん)か・・・クラスメートの。

期待しちゃって、馬鹿みたい・・・。

「なに、潤」

「ちょっと来て」

・・・え


あたしは潤に腕を引かれ、中庭で2人っきり。


「えーと潤??
授業始まるん・・・
!!?」


あたしはいきなり潤に両手首をつかまれた。


「ちょッッ・・・潤!!
何してんの、痛いってば!!」



「だってお前・・・ずっと気づかねぇんだもん」


・・・は・・・?


「オレはなぁ、ずっとお前が好きだったんだよ!
だから今、こうして襲ってんじゃん・・・」


・・・嫌・・・!

助けて

羽実 恭太

助けて直樹―――――――――!!!
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