悪魔的×王子。
『おつかれ様ですー』

『ありがとうございましたー』




剣道場の前まで来たのは良いけど…

先輩どこ…?春先輩…、せんぱ…






「い゛っ!!」

痛ぁぁ…!?誰かにぶつかった?



「痛っ…、あれ?美羽やないの。どないした?」

「サキちゃん!」



私とぶつかったのは、同じクラスの香坂サキ。

剣道部では早くも戦力になっている、私のお姉さん的存在☆



「春先輩に会いに来たのーっ!!」




「そんな力一杯答えなくても…。先輩なら中やない?まだ残っとるやろ。



サキちゃんは汗を拭きながら剣道場を指差す。


「そっか!ありがとーサキちゃん!大好きぃ!!」



< 4 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop