まだ、サヨナラが言えない
あれから1時間たった。


アタシはいま病院の待合室のに座って、とめどなくつたう涙をなんかいも唇とともにかみしめた。


どうして、、、、


咲が自殺、、、、


そんなのありえない、、、、


コツコツ


誰かがアタシの前に立っている。

アタシが顔をあげると、、、1人の男性が立っていた。多分、この病院の先生だろう。


「香内仁美さんだね?」


「はい、、、、」


「これ、、、」

そういうと手紙を渡した。

手紙には、

「「仁美へ」」

と書かれていた。
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