君が選んだ道
チュン チュン

鳥のさえずる音で目がさめた

ブレザーに腕をとおす

「はぁ…」

深いため息をつく

「いってきまーす」

ガチャ

「えっ!」

「おはよう」

「先輩!じゃなくて慎二!」

「あはは。行こう!」

「えっ?なんで?」

「なんで?って心配だから?」

慎二は私の腕をぐっとひっぱる
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