アタシと君と、


可愛いげ!?


ていうか、
今ここであたしの可愛いげがどうのって…

何?喧嘩売ってんの!?




ギッ、とリョウを睨むと、運転席に座ったまま、リョウは手を伸ばし、あたしの頭にポン、と置いた。


「…お前の可愛いげが有ろうが無かろうが、俺は昔も今もお前を大事に思ってるっつー事」






< 53 / 70 >

この作品をシェア

pagetop