日向葵




「ヒマワリは太陽を追って花が回ると言われてるけど、本当は殆ど動かない。」




「そう………なんだ」





「sunflowerとか言われて、勝手にヒマワリ〓太陽にされてるけどな、ヒマワリは自分が輝くために誰よりも高く大きく綺麗な花を咲かせてるんだ」




「それなら、ヒマワリは悲しくないね。見てくれない太陽を一心に見つめてるだけじゃないんだから」




「ハハッ!日向はなかなか面白い考え方をするな!確かにそれじゃあヒマワリが可哀想だな。」




「ずっと思ってたんだ、ヒマワリが太陽だけを見つめてるけど、太陽はみんなを照らしてる。太陽に気づかれないヒマワリは可哀想だなって」







「………太陽が気付かないはずない、ヒマワリと太陽は俺達が生まれるずっ~~~と前に生まれてるんだ、特に太陽はな。」




「長年地球にいるヒマワリと地球を見守る太陽は言わば幼なじみくらいの仲だ」








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