日向葵
いつも抱きつくのは慣れてる、今も…………
暑苦しいけど慣れた
「昴って何時も暑苦しいよね~?」
「は?爽やかだろ」
「冷たくされると燃えるんだっけ?もろ葵タイプじゃん」
「でもいくらアタックしても葵落ちてくんねぇの」
「当たり前、バカなチャラ男と分かってて誰が落ちてやるか」
「俺は何時でも待ってるから!」
唇を突き出して迫るチャラ俺の両頬っぺを潰してやった
「バ~カ!顔酷いよ?」
さよと私は大袈裟に笑ってあげた
「いてぇ、でも愛情感じるから許してやるか!」
「ほらコレだよ葵!プラス思考!」
「こやつを参考にするのは気が引ける」
「右に同じ」
昴も左手を上げた
「それ左でしょ?」
「さよナイスツッコミ~!」