日向葵

「ていうか、何でｺｺにいるの」





「ちょっと気になったもんですから」




「ふ～ん、私もう教室戻るけど昴は?」





「俺は行～かない、そっちこそ可愛い赤面顔はもう終わり?つまんな～い!」




「つまんないって何、面白がんないでよ!」




「葵ちゃん純情で可愛いんだもん!」





「っ!煩い!」





私は怒って昴を一叩きしてから教室に戻った








「お帰り～、どうだった?」



グフッと笑ってるさよは何だかんだ全部わかってそう






「………どうって………、別に……」






「イヤン!葵真っ赤!可愛い～!」





「昴と同じようなこと言わないでよ!」





「ふ～ん、昴も………、」





「あいつは覗いてただけだけど」





「でもよかったね、付き合えて」