騎士はキミに恋をする

不意打ちの炎は敵の一匹に命中した。
竜は、背中に乗せた誰かと共に、
落ちていった。

耳をつんざく様な悲鳴を残して。

「まず一匹」

テラスがいった。

そして、玖澪羽の手に、
ユートピアの手綱を握らせ、
絶対に離すなよといった。

玖澪羽は、
「うん。」といった。









< 46 / 221 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop