僕の夢

不安

考えれば考えるほど辛くなっていく。生きた心地がしない。
だが、2日ほどたつとさすがに落ち込むことに疲れて、違うことを考えようとする。
「半年…」
その言葉を聞いた時は目の前が真っ暗になった。だが前向きに考えれば、それは自分が死ぬまでのスケジュールを立てやすくなったということだ。
「スケジュール表をつくろう。」
僕は紙と筆記用具をとりだし、しばらく考えた。
「…………」
何も思いつかない。したいことがない。大体、半年で何ができるだろう。
「……」
しばらく考えた末に、僕は筆記用具をテーブルの上へと置いた。
「……なにを考えているんだか。」
僕は僕に向かってそう言った。
また、無駄な日々を過ごしてしまった。
こうして僕は終わっていくのだろうか。
何もしないまま死ぬのだろうか。

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